うたかた
その息遣いを辿りつつ古筆を倣う
時を超えて紙の上に現れる切ない思いを重ねて

心をぞわりなきものと思ひぬる見るものからや恋しかるべき 

うばたまの  夢になにかは  なぐさまむ  うつつにだにも  あかぬ心を 
升色紙臨書/古今和歌集

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